日本からマレーシアまでは、飛行機で7時間前後かかります。マレーシアまでの旅行は楽しみだけど、機内で過ごす時間が苦手。…そんな人は少なくありません。
2~3時間ならなんとか我慢できても、7時間となると、まあまあ長いフライトですから、できるだけ快適に過ごしたいものですよね。
長時間のフライトだとこんな声がよく聞かれます。
- 機内が寒い
- 乾燥して肌がカサカサ
- 喉が痛い
- 首が痛い
- 足がむくんでパンパン
- とにかく退屈
そこで今回は、8ヵ国以上旅行した経験をもつ筆者が日本~マレーシア間を移動する飛行機内に持ち込みたい、あると便利なグッズをご紹介していきます。
長時間のフライトが苦痛な方、これからマレーシアに行く予定で機内持ち込み手荷物に何を含めるか迷っている方は、この記事を参考にしてみてください。
1.ブランケットもしくはパーカー
機内は冷えるので、ブランケットやパーカーなどを準備しておくと便利です。足元に掛けたり、羽織ったりして寒い場合は調整しましょう。
特にエアアジアなどLCCの航空会社の場合は、ブランケットを借りる場合は有料なので、あらかじめ用意しておくようにおすすめします。機内はこれでもかというくらい冷えることもあるので、寒さ対策として持参しておくと良いお助けグッズです。
2.ホットアイマスク
機内でリラックスしたいときにおすすめなのが、ホットアイマスク。袋から取り出して装着すると、蒸気が出てきて目元をやさしく温めてくれます。これを装着して休むだけでも、狭い機内がリラックス空間へと変わりますよ。
時差がある国への旅行なら、ぐっすり眠るために遮光性の高いアイマスクも良いですが、マレーシアと日本との時差は1時間。機内で睡眠を取って時差ボケ対策を行うということは不要ですから、ホットアイマスクのほうをおすすめします。
3.のどぬ~る ぬれマスク
機内は空気が乾燥しているので、口の中がカラカラに乾きます。なので、マスクは必須アイテムですが、なかでもおすすめは、「のどぬ~る ぬれマスク」。
スチーム効果でのどを潤してくれるので、のどの乾燥を防ぐことができますよ。一度使い始めたら、もう手放せません!

日本国内の移動でも、ちょっとのどが怪しいというときは使っています。
4.ネックピロー
快適な空の旅のために欠かせないのがネックピローです。
飛行機に長時間乗っていると、気になるのが首ですよね。
- 首が気になってリラックスできない
- 眠れたものの目が覚めたときに首や肩が痛い
- 機内で配られたネックピローが合わない
こんな経験をもつ方は少なくないでしょう。
その点、自分の首にフィットするネックピローなら、首や肩にかかる負担を減らしてくれます。機内で快適に過ごすためには、ネックピローも外せないアイテムです。
ネックピローには、いろんな種類がありますが、大きくは「クッションタイプ」と「空気を入れるタイプ」の2つのタイプに分けられます。
クッションタイプ
クッションタイプのメリットは、安定感がありますし、低反発ウレタンなどの素材のものを選ぶと、自分の首と頭にちょうど良い感じでフィットしてくれるという点にあります。
機内で快適に過ごすためにはこちらがおすすめではありますが、モノによってはかさばってしまうというのがデメリットです。
空気を入れるタイプ
空気を入れるタイプのメリットは、とても軽いこと、また使用前後は折りたたんでコンパクトに収納できるので携帯に便利という点にあります。
デメリットは、クッションタイプのネックピローと比べると、フィット感がちょっと劣ってしまうということ。なので、とにかく携帯しやすいタイプのモノを選びたいという方にはおすすめですが、快適さを求める方だと少し物足りなさを感じるかもしれません。
小さなバランスボール
20cm程度の小さめのバランスボールは、意外と汎用性が高いアイテム。空気を抜いて適度な弾力にしたバランスボールであれば、枕や腰あてに使うこともできます。
おすすめなのは、眠るときにボールを抱きかかえること。普段毛布や抱き枕を抱え込みながら寝ている方は、ボールを抱え込むことでリラックスして眠りやすくなります。
空気を抜けば、かさばらないですし、重くもないので、機内持ち込みの荷物に入るスペースがあれば、持っていってみてください。
5.マウスウォッシュ 100ml
機内食が出るので歯を磨きたいものの、化粧室が混んでいたりすると、ゆっくりと歯磨きなんてできませんよね。そこでおすすめなのが、マウスウォッシュ!
機内持ち込みできる100mlサイズのマウスウォッシュを持ち込めば、食後に口の中をすすぐだけですむので、とても便利です。長時間のフライトで口の中が乾燥して気持ち悪いというときも、化粧室に行ってササッとすすげば快適に過ごすことができますよ。
マウスウォッシュも、旅のお供に持参すると便利なアイテムです。

100mlサイズは単品では売られていなかったり、高かったりすることもありますよね。なので、わたしは1ℓのリステリンを買ったときにおまけでついてくる100mlサイズを、機内持ち込み用としてストックしています。
6.ウエットティッシュ
いろんなシーンに使えるウエットティッシュは、機内持ち込み荷物に忍ばせておきたいアイテムのひとつ。食事の前後にも使えますし、飲みものをこぼしてしまったというときにもササッと使えるのでとても便利です。
7.スリッパ
機内でゆっくりと過ごすのに持っておきたいのがスリッパです。飛行機に乗ってすぐにスリッパに履き替えれば、それだけでリラックスモードに。
また、機内で長時間過ごすと、だんだんと足がむくんでくるため、靴が窮屈に感じられることも少なくないものですよね。その点、スリッパだと快適に過ごせますよ!
8.着圧ソックス
機内での足のむくみ対策として用意しておきたいのが着圧ソックス。機内は気圧の関係で血流が悪くなるため、できるだけトイレに何度も立ったりして身体を動かすようにしていても、足がむくんでしまいがちです。
着圧ソックスは、「到着後に足がパンパンで重い!」というのを軽減してくれるので、むくみ対策としておすすめのアイテムです。

わたしもマレーシア~日本間のフライトでは、必ず履くようにしています。
女性用はDr.Scholl(ドクターショール)のメディキュットがおすすめ。おやすみ用なので、長時間履いていても苦しくありません。

メディキュットは使い始めると手放せない便利アイテムです。機内ではもちろん、旅先で歩き疲れた日の晩も、これを履いて寝ると翌朝すごくラク。まだ使ったことがないという方は、ぜひお試しくださいね。
9.マレーシアのガイドブック
マレーシアに到着するまでの間を有意義に過ごすために、ガイドブックを1冊機内持ち込み用のバッグに入れておきましょう。現地に着いた後の行動をシミュレーションするのもいいですし、買いたいお土産物のリストを作るのもいいですし、ガイドブックが1冊あるだけで時間が有効に活用できます。
女性向け!あると便利なグッズ
ここまでのアイテムに加えて、特に女性におすすめの機内に持ち込むと便利なグッズをご紹介します。
クレンジングシート
機内は乾燥するので、メイクをしたまま過ごしていると、肌がカピカピになってしまうことが少なくありません。なので、できればメイクは落として肌の乾燥対策をするのがおすすめです。
機内の化粧室は狭いし混むので、洗顔セットを持って化粧室に向かうというのは難しいですが、クレンジングシートなら自席に着いたままでも簡単にメイクが落とせます。特にCAさんの間でも利用者が多く、評判の良いビフェスタの「うる落ち水クレンジングシート」はメイクをしっかりと落としてくれる上、使用後の肌がつっぱらないのでおすすめですよ。
オールインワンジェル
メイクを落とした後は、肌をしっかりと保湿したいもの。とはいえ、化粧水と美容液、乳液、クリームと用意していると、機内持ち込み用のバッグの中はすぐにパンパンになってしまいます。また、化粧水は気圧の関係で漏れてしまう心配もありますよね。
そこでおすすめなのが、オールインワンジェル。1つで化粧水・美容液・乳液・クリームの役目を果たしてくれる多機能ジェルを使って保湿すれば、荷物も少なくすむのでラクチンです。
小さなクリーム用の容器に入れるなどして、持ち込みましょう。
個人的に気に入っているのが、KOSEのグレイスワン リンクルケア モイスト ジェル クリーム。超がつくほどの乾燥肌ですが、これを塗るとしっとり。
ちょうど100gなので、そのまま機内持ち込みもできますが、場所を取るので小さな容器に入れるのがおすすめです。
ミスト化粧水
機内での肌の乾燥対策として、1本あると便利なのがミスト化粧水。乾燥が気になるときにシュッとひと吹きすれば、乾いた肌を潤すことができますよ。こちらも100ml以下の容量を守ってくださいね。
■敏感肌にも安心して使える!ラロッシュポゼのミスト化粧水
■ミスト化粧水といえばこれ!元祖ミスト化粧水「アベンヌウォーター」

50mlなので携帯にも便利です♪
ハンドクリーム
機内は乾燥するので、手がカサカサになるだけでなく、爪が折れやすくなってしまいます。手と爪の乾燥対策としてハンドクリームも持っておきましょう。
■ハンドクリームの定番!ロクシタン シアハンドクリーム。小さなハンドバックにも入るので、携帯に便利です。
機内に持ち込みたいグッズ まとめ
こちらでご紹介したグッズは、絶対必要というものではありませんが、あるかどうかで機内での快適度が大きく変わります。
世界8ヵ国以上を旅行した経験から、あると便利だなというアイテムだけを厳選しましたので、機内持ち込み荷物用の荷造りにお役立てくださいね。
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