マレーシアは本当に治安が良い?注意すべき点とやっておくべき安全対策を解説

首都クアラルンプール基本情報
マレーシアの街

マレーシアは比較的治安が良い国として知られていますが、日本のような感覚で過ごすと、思いも寄らないトラブルに巻き込まれてしまうかもしれません。

ここでは、マレーシアの治安について、またマレーシアで頻発している犯罪の情報をまとめました。観光する際に注意したい点と安全対策の方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

マレーシアは比較的治安が良い

東南アジアの国々のなかでも、マレーシアは比較的治安が良い国といわれています。なので、旅行者のなかには、「マレーシア=安全」というイメージを持っている人も少なからずいるようです。

とはいえ、マレーシアに住んでいる人の多くは、犯罪に巻き込まれないように注意しつつ生活しているのも事実。のんびりとした国民性ではありますが、スリや置き引きなどの犯罪に遭わないように常に警戒しながら生活しています。

外務省の安全情報を確認

外務省によるマレーシアの安全情報を確認すると、「危険」とされている地域は、サバ州の東海岸のみ。(2020年2月現在)

首都クアラルンプールのあるマレー半島や、サバ州と同じボルネオ島に位置するサラワク州には危険情報は出ていません。なので、サバ州の東海岸を避ければ、安全面でとくに問題はないとされています。

外務省の海外安全ホームページでは、マレーシアの危険情報が随時更新されていますので、気になる方は旅行前にチェックしてみてください。

テロの心配は?

マレーシアではイスラム教国ということもあり、テロを心配している方もいらっしゃることでしょう。意外に思うかもしれませんが、マレーシア国内でのテロのニュースはほとんど耳にしません。

しかし、クアラルンプール周辺では、ここ数年の間に小規模とはいえテロが数件起きたことはありますので、旅行中にテロに巻き込まれないようにも注意したいところ。

テロの標的になりやすいのは、観光・リゾート施設、デパートやショッピングモール、市場、公共の交通機関など、人が多く集まる場所です。このような場所に行く場合は、周囲の状況に気を配って不審な動きをする人・状況に直面したら、すぐにその場を離れるようにしてください。

マレーシアで頻発している犯罪

比較的治安が良いといわれているマレーシアでも、しょっちゅう犯罪は起きています。どのような犯罪が起きているのか、あらかじめ知っておくと、危険回避に役立てることができるかもしれません。

引ったくり

マレーシアの都市部では、引ったくりが頻繁に起きています。道を歩いていると、バイクで後ろからやって来て、肩にかけているバッグを奪って逃げていくということは、よくあるので注意してください。

大通りはもちろんのこと、人通りの少ない場所でも引ったくりは起きています。

わたしの友人は、知人と話しながら歩いているときに後ろからバイクを押してやって来た男性2人組にバッグ奪われたことがあります。その友人曰く、バイクの音がしたら警戒したのに、バイクを歩いて押してきたので、後ろから人が近づいて来たのに気づかなかったということです。その2人組は、バッグを奪ったと同時にバイクに乗って逃げていったといいますから、手慣れたものです。

マレーシアでは引ったくり対策のために、バッグは車やバイクが通る側に持たないことが大切。バッグを奪われないためにと、たすき掛けする方もいますが、それだと人ごとバイクで引きずられてしまう可能性があるので危険です。犯罪者は人の命をなんとも思っていないところがあるので注意してください。

スリ・置き引き

人混みのなかではスリや置き引きに遭うこともありますから、注意してください。荷物は自分の見える位置に、抱えるようにして持っておきましょう。

観光客のなかには、スマートフォンなどを食事中にテーブルに置きっ放しにしている方もいますが危険です。盗難防止のために、手に持っておくか、使用しない場合はバッグの中に入れておくようにおすすめします。

いかさま賭博

クアラルンプールの繁華街で日本人観光客を狙って行われているのが、いかさま賭博です。手口としては、フレンドリーに声をかけてきて、警戒心を緩めさせたあとに、あらゆる理由をつけて家に誘い、そこでトランプゲームをしてお金を巻き上げるというパターン。現金がなくてもクレジットカードで現金の引き出しを強要されることもあり、多額の被害に遭った人もいます。

旅先でマレーシアの人と親しくなりたいという気持ちはあるかもしれませんが、その気持ちを利用した犯罪なので注意が必要です。変にフレンドリーな人や、日本好きをアピールしたり、家族が日本に居るなどと言って話しかけて来たりする人は、悪い意図を持っている可能性があります。言われるがままにならないように、途中でサッサと話を切り上げましょう。

マレーシア旅行でやりたい安全対策

せっかくのマレーシア滞在なので、トラブルに巻き込まれることなく、素敵な思い出にしたいですよね。そのためにできる安全対策をご紹介しますので、実践してみてください。

目立つ服装をしない

観光客と分かるような格好をすると、あらゆる犯罪に巻き込まれる可能性が高くなります。できるだけシンプルな服装をして、現地の人に紛れられるようにしておいたほうがいいでしょう。

マレーシアは暑い国ですが、イスラム教国なので肌の露出が極端に高い服装をしていると、地元の人ではないと分かってしまいます。露出の少ない服装をするようにして、悪目立ちしないようにしてください。

現金を大量に持ち歩かない

スリや置き引き、引ったくりなどに遭った場合に備えて、現金を大量に持ち歩かないようにおすすめします。現金を分散して持つようにすれば、万が一被害に遭った場合でも、ダメージを最小限に抑えることができるでしょう。

人通りが少ない所は昼間でも注意

昼間でも引ったくりなどの犯罪は頻発していますので、とくに人通りが少ない場所は注意してください。後ろから人が付いてきていないかなどと確認しながら、注意深く歩くようにしましょう。

ちょっと怪しいなと思う雰囲気があった場合は、できるだけ早く大通りに出るなどして、リスクを回避してください。

荷物を車道側に持たない

ショルダーバッグなどは車やバイクなどが通る道路側ではないほうに持つようにしましょう。バッグをたすき掛けすると、バッグと一緒に引きずられてしまう可能性があるので注意してください。

夜はなるべく出歩かない

昼間と比べて、夜は犯罪に巻き込まれるリスクが高くなりますから、なるべく出歩かないようにしてください。もしも出歩く必要がある場合は、なるべく人通りの多い、明るい場所を歩くようにします。

タクシーなどの乗り物も、夜間は1人の場合は利用しないほうが良いでしょう。

マレーシアの治安 まとめ

マレーシアは東南アジアの国のなかでも、比較的治安が良い国とはいわれていますが、犯罪が頻繁に起きているのも事実です。マレーシアで頻発している犯罪について知っておき、そのような犯罪に巻き込まれないように最大限の注意を払うようにしてください。

こちらでご紹介した安全対策は、現地に住んでいる日本人の皆さんも実践していること。参考にして、安全なマレーシア滞在に役立てていただければ幸いです。