マレーシアの英語はマングリッシュ?訛りがひどくて通じないというのはホント?

英語学習

英語は国際共通語。なので、英語さえ話すことができれば、世界中どこでも行ける!・・・そうは聞きますが、国によって訛りがあったり、その国独特の言い回しがあったりして、通じないことが多いのも事実。マレーシアについてもマングリッシュという独特の英語が話されていて、訛りもひどいなんて言われることもあります。そこで今回は、マレーシアの英語事情について解説!マングリッシュの特徴についてもお話します。

マレーシアは東南アジアでも英語が通じる国 

クアラルンプール 空撮

東南アジアでも英語が通じない国はありますが、マレーシアは英語オンリーでも生活できる国です。なので、マレーシア旅行に来た人も、英語さえできればそんなに不便な思いをすることなく、マレーシア滞在を楽しむことができます。

マレーシアの英語レベルは、英語を国語としない世界の国のランキングでも【高い】にランク付けされるほど。ちなみに、日本はマレーシアよりも2つ下の、【低い】にランク付けされています。

(ランクは、非常に高い→高い→標準→低い→非常に低い の5段階です。)

首都クアラルンプールやジョホールバル、ペナンといった大都市では、地元の人も日常生活で英語を使う人がとても多いです。公用語はマレー語ですが、英語が母語でマレー語は第二言語という人も多いですし、中国語やタミール語が母語で英語、マレー語が第二・第三言語という人も少なくありません。

語学留学の先として選ばれることも! 

英語を学びたいという人のなかには、英語を学ぶための語学留学先としてマレーシアを選ぶ人も多くいます。

その理由としては、

・日常生活で英語が使われている

・欧米系の語学学校が開校している

・滞在費が安い

といった点が挙げられます。

イギリスやカナダ、オーストラリアなどといった英語圏の国で語学学校に通うと、入学金と授業料、生活費を合わせて1ヵ月に30万~40万円かかるケースが少なくありません。

その点、マレーシアは生活費が安いので、欧米系の語学学校に通って、英語圏の国と同じ内容のカリキュラムを受けつつ留学費を押さえられるというメリットがあるのです。

マレーシア英語を語る上で外せないマングリッシュ 

マレーシアの英語について調べると、マングリッシュというワードが出てきます。マングリッシュというのは、マレーシアン・イングリッシュの略語です

マングリッシュは、マレー語や中国語などの言語の影響を受けてつくられた英語のこと。もちろん、マレーシアでしか通じません!多言語が話されているマレーシアだからこそ、生まれた英語といえるでしょう。

因みに隣のシンガポールでは、シンガポール英語であるシングリッシュが話されていますよ。

マングリッシュの特徴 

「マングリッシュって何?」という方のために、マングリッシュの特徴について簡単に説明します。

語尾にlah、kahなどをつける

マングリッシュは、英語には本来ないlah(ラー)やkah(カー)といったものを語尾につけます

・たとえば、lahであれば、下記のような感じ。

OK lah.(オッケー)

Never mind lah.(気にしないで)

Can lah.(できるよ。/大丈夫)

以前、家賃を多めに振り込んでしまったことがあり、オーナーに事情を説明し、来月分を差額で払いますと伝えたところ、「Ok lah. Never mind lah.(分かった。気にしなくて良いよ)」と返事がありました。

・Kahは質問のときに使います。

This is sweet kah?(これは甘い?)

この場合、正しい英語は、

Is this sweet?

ですよね。

でも、マングリッシュでは肯定文を作って後ろにkah?をつけちゃえば、疑問文になるのです。英語の文法完全無視ですが、日本人にとっては逆に覚えやすいかも。

・語尾にyaをつけることもある。

Sorry ya.(ごめんね)

語尾にyaをつけなくても大丈夫なのですが、つけることで少し柔らかい雰囲気になり、親しみなどの感情を伝えることができます

■主語などを省く。

マングリッシュでは、主語やいろんなものを省いて要点のみを伝えることが少なくありません

たとえば、Can you come my home this afternoon?(今日の午後、うちに来れる?)と聞かれた場合、

普通はYes, I can.と答えるところ、マングリッシュはCan.のみでOK。

ほかにも例を挙げると、

Can I play tennis?(テニスしてもいい?)

Can.(いいよ。<正確な英語は、You can do it.>)

Do you have a boyfriend? (彼氏はいる?)

No lah. (いないよ。<正確な英語は、No, I don’t.>)

など。

要点を端的に述べるのがマングリッシュと覚えておきましょう!

マレーシア人もマングリッシュはブロークンであることを自覚している 

マレーシアで飛び交う、マレーシア特有の英語マングリッシュ。因みに、マレーシア人もマングリッシュは正しい英語ではないということは自覚しています。

なので、外国人相手にマングリッシュを使って、相手が「???」という反応だったとしても、「なんで分からないの?」という風にキレられたりすることはないのでご安心を。

マレーシアでもキレイな英語を話す人はいる

マレーシアでも、ラジオやテレビのニュースで用いられる英語は、きちんとしたものです。なので、すべての場面においてマングリッシュが使われているわけではありません。

ラジオのDJがマングリッシュを使うこともありますが、これはマレーシア人としてのアイデンティティを示すとか、親しみやすさを出すといった効果を狙っているようです。特に、マレーシア人同士の会話のときなどは、マングリッシュを好んで使う傾向にあります。

そんなわけで、マングリッシュが浸透しているマレーシアではありますが、きちんとした英語も通じます。実際、英語圏の国からもたくさんの人達が来ていて、マレーシア人の多くは欧米人の英語にも慣れているので、マングリッシュを使わなくても問題はありません

英語ができればマレーシアでも旅行・生活できる

マレーシアの英語は、マングリッシュあり、中国語やヒンドゥー語の訛りありではありますが、英語が話せる人が多いため、英語さえできれば、旅行・生活に不便がありません。

これからマレーシアに旅行に行くこと、もしくはマレーシアに長期滞在することを考えているなら、英語をマスターしましょう!そうすれば、マレーシアでの滞在を楽しいものとすることができますよ。

マレーシアの良いところは、英語が母語ではない人が多い分、日本人の訛りについても理解してくれる人が多いということ。なので、覚えた英語を使ってみる場所としてもおすすめですよ。

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