オンライン英会話のフリートーク。教材を使わずに講師と自由に話せる楽しいレッスンですが、話題がないときの沈黙はツライものがあります。フリートークの25分間を乗り切るためには、徹底的に準備することが大事。
とはいえ、次のような悩みをもつ人もいるのではないでしょうか?
- ネタ切れして話すことがない
- 話題を準備しているものの話が盛り上がらない
- 講師によってフリートークが盛り上がらないことがある
そんな悩みを解決するために、今回はフリートークで盛り上がる話題の選び方や講師との会話が弾むコツについてご紹介します!
盛り上がる話題の選び方のコツ
フリートークで話が盛り上がらない。そんな場合は、提供する話題が盛り上がりにくいものなのかもしれません。
フリートークで盛り上がる話題の選び方にはコツがあります。以下の点を抑えた話題を選ぶと、講師との会話が弾むはずです。
講師に関係する話題を選ぶ
自分に関係する話題だと、人はどんどんと話したくなるものです。オンライン英会話のフリートークも同じで、講師に関係のある話題だと、講師の側もたくさん話してくれるケースが少なくありません。
講師の国のことや趣味についてあらかじめ調べておいて、「〇〇について調べたんだけど、△△ってホント?」という風に質問することができるでしょう。また、講師が今ハマっていることについて自由に話してもらうというのもありです。

「最近何かハマっていることがありますか?」って英語でなんていうの?

“What are you into these days?” と尋ねてみよう。
be intoで「ハマっている」とか「没頭している」という意味になるよ。
自分が関心のある話題を選ぶ
興味のある分野なら人は話すというのは生徒の側も同じです。自分の関心のある話題を選ぶと、話したいことが多くなるので、自然と会話も盛り上がりやすくなります。
- 仕事のこと
- 学校のこと
- 趣味や特技
- 今ハマっていること
など、自分が関心のあることを中心に話題を提供するのも、フリートークにおすすめの方法。興味のあることなら調べるのも苦になりませんから、英会話上達にもつながりますよ。
共通の関心事を話題にする
講師と自分、両方に共通する関心事を話題にすれば、どちらも話すことがたくさんあるので、会話が続きやすいです。講師のプロフィールを見て趣味が同じ人を選ぶと、共通の趣味を話題にフリートークのレッスンを受講することができます。
共通の趣味以外には、時事ネタなどもおすすめ。今の時期であれば、「感染症予防のためにどんなことをやっている?」とか、「世界的に失業者が増えていると聞くけど、あなたの国はどう?」といったことも話題にできるでしょう。
こうすればフリートークで会話が弾む!
どんな話題を選ぶかだけではなく、どういう風に話すかでも会話の盛り上がり方は変わってきます。フリートークのレッスンを受講する場合は、以下の点を意識してみてください。
オープンに話す
自分の気持ちや感情を隠すのではなく、オープンに話すように意識してみましょう。こちらがオープンになると、講師の側もいろんなことを話してくれやすくなります。
普段の生活でも、話してみて「話しやすい」と感じる人と「話しにくいな」と感じる人とがいますよね。
話しやすい人というのは、
- 質問したことに対して何でもオープンに話してくれる人
- 提供した話題を広げてくれる人
ではないでしょうか。
逆に、話しにくいと感じる人は、
- 質問しても本音で話してくれない人
- 触れられたくないことがありそう人
- 話題にそんなに乗ってくれない人
です。
これはオンライン英会話のフリートークでも同じで、こちらの側が心を開かないと、講師も何を話したらいいのかなど考えてしまい、会話が盛り上がらなくなってしまいます。
会話を弾ませるためには、こちらからオープンになるように努力してみましょう。
言葉のキャッチボールを心がける
会話はキャッチボールで成り立っています。受けたボールを投げ返さないと、そこでキャッチボールは終わってしまうでしょう。
なので、講師と話すときには、言葉のキャッチボールを心がけてください。
質問されたら、質問に答えて終わりではなく、質問を返すことでボールを投げ返します。そうすることで、会話が途中で途切れてしまうことなく会話を続けていくことができるでしょう。

How about you?(あなたはどうですか?)とか、What would you do if you were me?(あなたがわたしなら、どうしますか?)などと質問してみましょう。
少しオーバーにリアクションする
こちらの反応が薄いと、講師の側のテンションも下がってしまいます。フリートークのレッスンでは、少しオーバーに反応するように意識してみましょう。
たとえば、講師が「今日、〇〇をしたんだ」などと、今日の出来事について話してくれたとき。「I see.(なるほど・・・)」でもいいですが、こればかりだと会話は盛り上がりません。
Wow!That’s nice!(わー!いいですね!!)
Oh my goodness!(えぇ~っ!)
That’s incredible!(なんてこった!)
などと、ちょっとオーバーな表現も使ってみましょう。
間違って使ってしまったとしても、それは講師と生徒との関係。講師の側が「いやいや、その使い方は間違っているよ。正しくは、こういう風に使うよ」と正しい使い方を教えてくれるはず。
そうすれば、会話も盛り上がるし、新しいことも学べるし一石二鳥です。
それでも話題に困ったときは?
いろんな話題を頑張って探してフリートークに臨んでいたものの、「もうネタがない!」「話題が尽きた」と感じるときもあることでしょう。
そんな場合、次のことを試してみてください。
教材を使ったレッスンで学んだことを使ってみる
オンライン英会話を利用する人のほとんどが教材を使ったレッスンを受講しつつ、時々フリートークのレッスンを受講するというスタイルだと思います。
なので、教材を使ったレッスンで学んだことを、フリートークで練習してみるというのもひとつの方法です。
「前回、〇〇について学んだんだけど、練習してみて良い?」という感じで尋ねて会話をスタートさせてみましょう。
1度のレッスンですべてを理解するのは難しいもの。
フリートークで使ってみることで、間違って理解している点を指摘してもらえ、正しい使い方について教えてもらうことができます。
また、実際に使ってみることは記憶の助けにもなるのでおすすめです。
英語学習で分からない点を相談する
英語を学んでいく上で分からない点があれば、それをフリートークのレッスンのときに聞いてみましょう。
英語を学習していて、
- この場合、この単語は使えるのかな?
- このことを伝えるほかの表現方法はないのかな?
と感じることは多々あるのではないでしょうか。
ふと疑問に感じたことをメモしておいて、それをフリートークのネタとして集めておくと、「話すネタがない!」ということはほとんどなくなるはずです。
しばらくフリートークは休んでみる
ネタ切れで、フリートークがツライ場合は、しばらくフリートークのレッスンを休んでみましょう。
話す話題がないのに無理にフリートークを受講する必要はありません。
しばらくは教材を使ったレッスンのみにして、また「自由に英語で話したいな」と感じるようになったら、フリートークを再開してみることができます。
まとめ:盛り上がる話題を選んでフリートークを楽しもう!
フリートークのレッスンは自由度が高い分、時には話のネタ探しが大変になることもあります。無理して難しい話題を探したり、興味のない分野の話を振ったりする必要はありません。
講師に関係のある話題や自分に関する話題なら話が弾みやすいので、そういったものを中心に話を進めていくことができるでしょう。また、日頃からフリートークで使えるネタを探し、ひらめいたらメモしておくのもおすすめです。ネタのストックがたくさんあると、「何を話そう?」と悩まずに楽しくレッスンを受講することができますよ。
せっかくの25分を十分に活用して、楽しい時間にしてくださいね!
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